四月中旬の夜のこと

2024.5.14

 ただいま23:07。

 今日は物凄く疲れた一日であったのにも関わらず、まだ起きている。寝ようと横になったらものの三秒で眠れそうではある。けれどもなんだか起きている。早めの夕飯を終えてお風呂に入り20:00頃から布団でごろごろしている。「もののけ姫」を見たいと子どもがDVDを持ってきたので見始めたらもちろん見入ってしまい、今に至る。ジブリシリーズの映画、どれが好きかという質問、私はやっぱり「もののけ姫」かな。でも同じくらいに「天空の城ラピュタ」が好き。「君たちはどう生きるか」はまだ見れていないので楽しみにしている。歳を重ねてからみるとどれも、印象に残るシーンが増える。あー、こういう意味だったのかと感じ入る。

 見終わって家族はすでに寝静まるころ、外で猫たちの鳴き声が始まる。威嚇しあっているわけだが、どうにも気になってしまうので、私はつい外へ出て話しかけてしまうのです。猫たちからしたらどんな気持ちかしら。いつも二匹。あちらからしても「またきた、変なあいつ」である。「やめなよ、仲良くね。うー、うー、言わないよ」と話しかける。近くまで寄って行くと威嚇し合う猫たちも当然いったん中断するので、私的には仲裁できていると思っている。しばらく見守りながら、温かくなって夜風が気持ちいいなーとかなんとか。月を見上げたりなんかして、疲れたけれど今日もいい一日だったなと私も家に戻る。

 布団に入り聞き耳をたてるけれど、やっぱりもう鳴き声は聞こえてこない。止めた甲斐があるってなもんで。だって、威嚇しあって終わりならいいけれど、猫パンチで傷つけあってたら大変ですから。うちの猫たちも自分に向けてやられているわけではないのだけれど、その声が聞こえればソワソワと落ち着かない。どきどきはとまらないといった面持ちで外をひたすらに眺めていた。関係ないのにビビり、それもまたかわいい。たくましい外猫たち。元気にいてほしいな。

 それはそうと、ヤックルっていつ見てもかわいいね。

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